FXを始める前に、FX初心者が必ず知っておくべき【相場環境を考えろ!】を理解しておくことが大切です。
1.相場環境を考えろ!
『儲けのチャンスはトレンドにあり』と心得るべし!
「今の相場環境がどうなのか?」といった現状認識をせずに、戦略を立ててはいけない。
FX投資を実際に行動をする場合は、現状認識が大切になってきます。
つまり、現在の為替相場が、『円高』もしくは『円安』というトレンドを描く中にあるのか、それとも『もみ合い』の中にあるのかを、自分自身の相場観で判断しなければいけません。
そして、自分自身の相場観で判断したら、判断結果をもとにFX投資戦略を考える必要があります。
自分自身の相場観の判断を間違えると、損失を被ることになります。
したがって、今の相場環境が「どのようなトレンドを描く中にあるのか?」それとも「もみ合いの中なのか?」をしっかりと判断していかなければいけないのです。
為替レートの動きを1年を通じて見ていくと、1〜2回程度は大きなトレンドを描くことがあります。
このトレンドに乗ってトレードをするのが、一番ケガをする確率が低いだろうと考えます。
頻繁にトレードを繰り返すのではなく、トレンドが発生した時に大きくに大きく儲けるということが、一番効率的な投資方法といえます。
基本的に、トレンドに乗るというスタンスで相場に臨むことが大切です。
FXトレーダーの中には、天邪鬼な人がいて、上昇トレンドを描いているにもかかわらず、『逆張り』といって、あえて【買いポジション】ではなく【売りポジション】を持つケースもあります。
しかし、『逆張り』の【売りポジション】の見通しがハズレた時に、大火傷を負う恐れがあり得るので、できるだけ避けた方がいいです。
また、永遠に続くトレンドはありません。
どこかの段階で、必ず調整局面を迎えるか、もしくは大きな円高(円安)に持っていかれてしまうこともあり得ます。
トレンドの終わりを誰よりも素早く察知して、ポジションを手仕舞う必要があります。
トレンドの終わりを素早く察知するためには、「どうしてその外貨が買われているのか?」といった理由をしっかり把握しておく必要があります。
外貨を買う材料がなくなれば、必然的に外貨は売られるからです。
一方で、プロのFXトレーダーでも難しい相場が、『もみ合い』局面のなかでのトレードになります。
もみ合いとは、相場が上がったり下がったりを小さいレンジの中で繰り返す相場環境のことを言います。
「もみ合い局面のどこが難しいのか?」というと、これから円安が進むと思って外貨の【買いポジション】を持った途端、円高に進んで損失が生じてしまいます。
そこで、【買いポジション】を一気に【売りポジション】に転じたところ、今度は円安になってしまい、さらに損失を被ってしまうという、往復ビンタをくらったような状況に陥ってしまう恐れが非常に高いです。
もみ合いの時は、スワップ金利だけを取るというくらいに割り切って、再びトレンドが発生するまで待つくらいの気持ちの余裕を持つようにしましょう。
[su_box title=“今の相場環境がどんな状況なのかを考える。” style=”soft” box_color=”#ffff40″ title_color=“#000000”]・トレンドに乗ったトレンドを心がける。
・もみ合い相場のトレードは困難なので、「損失を被ること」や「ポジションを取らず休むこと」を考える。[/su_box]
2.まとめ
「【FX初心者に必読】相場環境を考えろ!」について解説してきました。
いかがだったでしょうか?
FXを始める前に、必ず知っておいて損なしの【相場環境を考えろ!】をしっかり理解しておくことで、少しでも損をしないFX取引につながります。